こんにちは!広報の矢頭です。
私は先日、「Milan Design Week2019」出展対応のためミラノに行ってきました。
以前のブログ「今年で4年連続出展『ミラノデザインウィーク2019』を解説!」でも紹介していましたが、今回は見本市のミラノサローネ本会場ではなく、フォーリサローネというミラノ中心街で行われるデザインイベントに出展しました。
今回のブログでは現地が実際にどれくらいの盛り上がりを見せていたのか、会場の雰囲気を交えてご紹介します。
昼間からお祭りのように混雑するTortona(トルトーナ)地区で展示を行いました
今回はサンワカンパニーのヨーロッパ販売代理店であるSimonePiva社ショールームが展示会場でした。
このショールームのあるTortona地区は昼間でも歩くのが困難なほど混雑していて、この地区だけでも40以上の展示・イベントが行われる人気の出展場所なんです。ペット連れ、お子様連れ、夕方以降はお酒を片手に会場を回られるなど、思い思いの方法で最新デザインの祭典を楽しんでいました。
↑Tortona地区の賑わう様子。
↑今回の会場の様子です。会場にはペット連れの方もいらっしゃいました。日本では考えられないですよね。
ちなみに、2年前に出展したBrera地区も人通りの多い地区ではありますが、Brera地区は日本でいう表参道や青山のような大人びた雰囲気で、Tortona地区は渋谷や原宿のような活気と熱気に満ち溢れた街なんです。
↑ショールーム前の様子。撮影したのは夜の20時頃ですが4月上旬のイタリアはまだ明るい!
2年前の出展を上回るほどの来場が!
今回の出展では、Tortonaの大通りに面した好立地の場所に位置するため、多い日には6,000名以上の方にお越しいただきました。
↑イベントを行っている場所は「INTERNI」や「ARCHPRODUCTS」の旗が目印。
2年前のフォーリサローネに出展した時よりも圧倒的なお客様の多さに出張メンバー全員が驚きました。中には一般の来場者の方でも昨年のミラノサローネ・アワード受賞をご存知の方もいらっしゃって、4年前に初めて「海外でのブランド認知を向上させる」という目的で参加をはじめたこのプロジェクトが、着実に目的に向かって進んでいることを実感しました。
来場者の反応は?
今回出展した4つのキッチンそれぞれに反響をいただいていますが、特に今回発表したKarimoku New Standardとコラボレーションした≪CH 01≫はこれまでにない家具調のキッチンということで、日本の方を中心に、これからの開発に対する期待とサンワカンパニーの取組に対して驚きの声を頂戴しました。一方でAtelier Mendeiniデザインの≪AM 01≫については、多くのイタリア人の来場者が製品の写真を撮影し、中には会場で放映していたArresandro Mendeiniの動画を惜しむようにじっくりとご覧になっている方もいらっしゃいました。
↑大阪ショールームに勤務している新卒2年目の北原も英語で接客しました。
昨年のエウロクチーナの出展とはまた違った出展となっていたことがお分かりいただけたでしょうか?
次回は展示空間と商品をご紹介いたします。どうぞお楽しみに!