こんにちは!広報の松本です。
もうすぐ「ミラノデザインウィーク2019」がイタリア・ミラノで始まります!
この世界最大規模のデザインの祭典で、サンワカンパニーは今年、新作のコンパクトキッチンを初披露します。
世界最大規模のデザインの祭典と言っても、日本から遠く離れたイタリアのイベント。名前を聞いたことはあるけれど、実際どんなことをするイベントなのかよく分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、「ミラノデザインウィーク」について少しご説明したいと思います。
「ミラノデザインウィーク」って何?
「ミラノデザインウィーク」は、毎年イタリア・ミラノで開催され、ミラノの街全体がこの祭典一色に染まり、大きな賑わいを見せます。今年の開催は4月9日(火)~4月14日(日)です。
この「ミラノデザインウィーク」の期間中には、大きく分けて2つのイベントが開催されます。それが「ミラノサローネ国際家具見本市」と、「フォーリサローネ」です。
ミラノサローネ国際家具見本市
「ミラノサローネ国際家具見本市」(通称:ミラノサローネ)は、ロー・フィエラミラノという展示場で開催され、世界最大規模の家具見本市で、世界中からトップブランドが集結します。2018年の出展企業は1841社、来場者は過去最多の43万4059人でした。毎年増えているというから驚きです。また展示面積は東京ドーム11個分という広さ。毎年視察に行っている当社の社員によると、6日間かけても全てしっかり見ることは不可能だそうです。
↑2018年のミラノサローネ出展
会場では家具の展示に加え、キッチンや洗面、バスが展示される「ユーロ・クチーナ」と、照明を展示する「ユーロ・ルーチェ」が隔年で交互に開催されます。昨年は「ユーロ・クチーナ」の年で、サンワカンパニーもこの会場に出展しました。今年は照明の「ユーロ・ルーチェ」になります。
昨年のサンワカンパニーの出展の様子はブログ「ミラノサローネ2018出展中!」をご覧ください。
フォーリサローネ
「フォーリサローネ」は、ミラノの街全体を舞台としたデザインのイベントです。世界中から集まるトップブランドやデザイナー、アーティストたちがそれぞれ趣向を凝らした展示を街の至る所で繰り広げます。ミラノの伝統的な建物を利用したインスタレーションなど、そこでしか実現できない展示が多いのも大きな魅力です。
一昨年の2017年にサンワカンパニーが出展したのも、こちらの「フォーリサローネ」で、かつてワイナリーとして使われていたレンガ造りの空間に、オリジナルデザインのシステムキッチンや洗面を展示しました。
↑2017年のフォーリサローネ出展
サンワカンパニー2019年の出展
今年サンワカンパニーが出展するのは「フォーリサローネ」で、中でも出展者が特に多く集まるトルトーナ地区。この地区での展示は「トルトーナ・デザインウィーク」と名付けられており、「フォーリサローネ」の中でもブレラ地区と並ぶメインエリアです。
ここで、カリモクニュースタンダードとコラボレーションしたコンパクトキッチン《CH 01》を初披露します。サンワカンパニーが培ってきたキッチン製作の経験と、カリモクニュースタンダードが持つ木工加工のノウハウを掛け合わせ、これまでになかった木の素材感が際立つコンパクトキッチンが誕生しました。
↑コンパクトキッチン《CH 01》
さらに昨年のミラノサローネで発表し、大きな反響をいただいた8点のコンパクトキッチンのうち、イタリア人デザイナーとのコラボレーションから生まれた3点も展示します。
昨年とは趣向を変えた新たなスタイリングをお楽しみいただきたいと思います。
↑昨年発表したコンパクトキッチン《AM 01》《QB 01》《EO 01》
サンワカンパニーの出展の模様や街の様子などは、このブログやSNSでもお伝えしていきたいと思いますので、皆さまぜひご覧ください!
サンワカンパニーの詳しい出展情報は、sanwcompany Milan Design Week 2019をご覧ください。