過去の受賞作品

応募要項
審査結果
過去の受賞作品

施工事例
コンテスト2022
受賞作品

最優秀賞

賞金50万円

HOUSE F-つながりを生む場所-

株式会社かまくらスタジオ 福井啓介・森川啓介
CONCEPT

住むことで自然と特別な街が出来上がっていく建築と、住み方の提案。

敷地は、75%が新しく越してきた世帯構成の、流山おおたかの森。

かつてのニュータウンの轍を踏まないよう、街の事を自分事として捉え、内発的な動機を元にした繋がりが生まれる場をつくる為に2つの事に着目。

①家族内で完結している生活の一部を楽しみながら街の人と共有する為、1階を大きく開かれた場所に。

②この地域独特の、植物を共有する「株分けネットワーク」に参加し、それが顕現される場を作るために、建築内外に断面配置された植物が、通りから一望できる構成とした。

直接的・間接的なつながりを、時間をかけてつくり拡げていきたい。

サンワカンパニー賞

賞金20万円

吉慶

itoto architects 伊藤隆一・伊藤彩香
CONCEPT

愛知県蒲郡市の西浦半島の先端に建つ旅館、吉慶。部屋からは美しい三河湾を望むことが出来る。約50年前に建てられたこの部屋は元々2部屋だったが、間の壁を取り払い100㎡の広々とした客室が生まれた。客室内は海の気配を感じつつ、思い思いに耽ることの出来る静寂な空間を随所に散りばめている。

海の様子は毎日変化し、波の音や匂い、空気等が変化する。同じように客室の中も毎日移ろい、日々の変化を楽しませてくれる。内装材はシンプルで色味の静寂な素材を選定した。シンプルなタイルは景色の移ろいに染まり、晴れの日や曇りの日、その時々によって風合いは異なり、宿泊客の感じ方も異なる。宿泊客の様々な思いに寄り添う客室を提案した。

入賞

賞金5万円

城南町の家

Design8° 齋藤 秀行
CONCEPT

装飾・造作を極力排して、素形といえるほど簡素にミニマルに設計した住宅です。

壁・天井ともラワン合板で仕上げ、居室空間には、その上に和紙を貼りました。家具・住宅設備はステンレスを多用して、和紙やラワン合板のザラザラした感覚と対比したように見えますが、共に素材をそのまま使用する生身の感覚は共通しています。

入賞

賞金5万円

Project 72 「hitominoyakata」

En.Architecture+Design 久成 文人
CONCEPT

高知市の市街地に建つ住宅です。 計画地は宅地造成等規制区域内にあり、敷地形状も変形した場所です。極力元の形状を守りながら、敷地を生かした計画を進めました。平屋ベースのシンプルな構造計画の構成と、ダイナミックな吹抜で空間の一体化を図りました。

また、白い壁にグレー色の床タイル、サッシフレームのディテールを木製として、清涼感溢れる空間にナチュラルなテイストを付け加えています。ミニマムなサイズながら回遊性のあるプランとし、空間に変化と複雑さを獲得しています。

家族の楽しそうな笑い声が聞こえてくるような住宅の提案です。

入賞

賞金5万円

豊洲M邸リノベーションプロジェクト

AP STUDIO株式会社 長谷 光浩
CONCEPT

母と子の2人で暮らす、東京・豊洲にある集合住宅のリノベーション計画。

もともと床面積が大きくないため、リビングとキッチンが生活の中心となると予想され、開放感のある建具の使用が望まれた。サンワカンパニーのクアドロスリムを使用することで、少しでも広がりのある空間性を実現できたと思う。

また間接照明を連続させることで、より繋がり感を演出している。

新人賞

賞金5万円
  • Untitled (The Hair Salon in Kugenuma #18–237), 2022 © Gottingham Image courtesy of ATAAD and Studio Xxingham
  • Untitled (The Hair Salon in Kugenuma #18–237), 2022 © Gottingham Image courtesy of ATAAD and Studio Xxingham
  • Untitled (The Hair Salon in Kugenuma #18–237), 2022 © Gottingham Image courtesy of ATAAD and Studio Xxingham
  • Untitled (The Hair Salon in Kugenuma #18–237), 2022 © Gottingham Image courtesy of ATAAD and Studio Xxingham

"NEON" hair salon

Atsushi Tasaki Architecture and Design 田﨑敦士
CONCEPT

商店街に位置したこの建物は、ハウスメーカーの新築(1Fが店舗、2・3Fが賃貸住戸)で、各入口は通りに面して並列され、工業化された材料とそのふるまいによって見慣れた風景が立ち上がる。それらを否定ではなく寄り添いながら、一方で少しずれた扱い方を重ねていくことで、世の中の風景が少しだけ変わり、何かの気づきを与えるような空間を目指した。スタッドを敷き詰めた壁やテーブル、目地に合わせて隆起したタイルのスツール、ハンガーラックを兼ねた照明など、通常とは少しずれたふるまいを重ねた。全体のトーンは建物に合わせながらも、ポリカーボネートやライン照明の扱い方を工夫し、見慣れた風景から少しずれた空間を設計した。