プロダクトデザイン
コンテスト2024
受賞作品
            
          最優秀賞
Integration
CONCEPT
技術の発展と共に3D造形が身近な存在となりつつあります。既に様々な事柄への応用が可能となっている現代で、水回りにも新たな可能性を見出したいと考えました。
	                        "Integration"は金属プリンターで一体成形された「水栓+洗面ボウル」の提案です。
	                        これまで別々だった部材をひとつにまとめることにより、更にシンプルで空間に馴染みやすいデザインを目指しました。
ミラタップ賞
Dining in kitchen
CONCEPT
10年後の住宅は今よりも更にコンパクトになり、延べ床面積も縮小していくと予測。
	                        また住まい手に関しては単身者の割合が増加していくことが予測されています。
	                        コンパクトで最適化された未来の住宅のなかで「キッチン」と「食卓」は別々に置かれるものから、融合した新しいプロダクトへ進化すると考えた提案です。
小さいことが悪いこと、貧しいことでなくシンプルで無駄なモノが無いくらしを提供したいと考えました。
CasaBRUTUS賞
Madori SWITCH
CONCEPT
近代住宅に多く見られる、開放的で家族が集いやすい繋がりのある空間。
	                        でもそこに備わる照明のスイッチは複雑で、どのスイッチがどの照明に連動するのか非常に覚えにくいものです。
	                        あちこちにスイッチを置く、スイッチそれぞれに部屋番号を記入する。
	                        そんな方法もありますが、室内のノイズが増えることも事実。
	                        よりスマートな解決方法として、スイッチを間取りの形にしてみてはどうでしょう。
	                        直感的に点けたい照明のスイッチが見つけられ、慣れながら場所を覚える必要はありません。
                        
入賞
Stealth Ventilator
CONCEPT
シームレスに壁面に溶け込む換気扇。換気扇は省略できない設備であるが、従来の換気扇は、部屋のノイズとなりやすかった。
	                        そこで、隙間から換気する構造とすることで、壁面にシームレスに溶け込ませた。
	                        壁紙をカバーに張り付けることで、アクセントクロスなどを採用しても連続的なイメージを保てる。
                        
入賞
Parking Block EV
CONCEPT
地球温暖化対策が課題となっている現在、ヨーロッパを中心にガソリン車の規制が強まっています。
	                        日本においても、2035年までに新車販売で電動車100%を実現する方針が示されました。
	                        EVシフトにより、これまで以上に住宅における充電器の設置が増えていきます。そこで、電気配線やアダプターなどの収納を、従来の駐車における景観を崩さずに、生活の一部に寄り添う提案を考えました。
	                        それは、車の停車にて使用されている「車止め」と今後新たに普及する「充電器」を一体とすることで、新たにポールなどの設置を必要としないアイテムです。
	                        また、車止めの形状もカラフルにすることで、無機質になりやすい駐車場に彩りを与えます。
                        
入賞
+HOOK
CONCEPT
玄関ドアを開けるとき、バックや買い物袋で手が塞がってしまった経験はありませんか?うまくズボンから鍵を出せない、鍵穴にうまく鍵が入れられない、ドアをうまく開けられない。
	                        犬の散歩に行く前のちょっと待って欲しい時間、傘の水滴を落としてから玄関に入れたい。
	                        玄関周りのちょっとした不満は意外と多いです。"+HOOK"は一時的に物を引っ掛けておくことでき、玄関前の行為をスムーズに行うための助けになってくれます。
	                        忙しい日々の生活を送る私達に一呼吸置くための余裕を与えてくれるドアハンドルの提案です。
                          
新人賞
nest
CONCEPT
自動車を持たない人が増えつつある中、移動手段として自転車は変わらずよく使われています。
	                        また、近年はスタンドを付けないスポーツタイプの自転車も多く見かけるようになりました。しかし、そういった自転車は建物の外壁に立てかけて停められていることが多く、市販されている設置式のスタンドも、設備的な印象のものがほとんどです。
	                        そのため、自転車本体の洗練された見た目に対して、停めている際の佇まいが雑多になりがちです。
	                        “nest”は、スリットに自転車のタイヤをはめて停められるようにしつつ、漏れ出す光で外構を優しく照らします。
	                        建物の外を整然とさせつつ雰囲気を上げる、新しい駐輪スペースの提案です。







