当社は本日、屋外でも屋内でも使える物置《プラムーブ》を発売しました。
《プラムーブ》ブラックの施工イメージ
皆さん、「物置」と聞くとどのような見た目を想像されるでしょうか?お家の外観や玄関にこだわっても、後から設置したその物置によって、折角のおしゃれな雰囲気が崩れてしまうことがありますよね。今回発売した《プラムーブ》は、従来の物置とは違う、家具のようなデザインを目指しました。開発秘話について、商品の企画担当と開発担当にインタビューしましたので、是非ご覧ください。
開発のきっかけは日常での気付き
-外部物置《プラムーブ》の企画のきっかけを教えてください。商品の企画を担当したスタッフ・中白
中白:《プラムーブ》は、2021年に発案したアイデアです。私は郊外に住んでいるのですが、自宅の周りを散歩していた時、「どの家にも大体物置があるな~」と、ふと思ったんです。また、格好良いデザインのお家でも、物置は業務的な見た目のものが多いことも印象的でした。―私も物置と聞くと、大きくて無機質なものをイメージします。
中白:そうですよね。丁度その頃家づくりをしていた友人も、「おしゃれな物置は少なくて、あったとしても値段が高い。妥協するしかないんだよね。」と話していました。
気になって調べてみると、市場の物置は確かに業務的な見た目の商品が多く、デザイン性に特化した商品は値段が高かったり、物置にするにはサイズが小さすぎたりしました。
当社も門柱やポストといった外構周りの商品に力を入れていますが、物置は全く未開拓の分野です。「これはチャレンジしてみたい!」と思い、開発を始めました。
ー物置の開発は初、とのことでしたが、苦労はありましたか?
中白:沢山ありました(笑)。まず、皆さんが外部物置に何を収納するのか、サイズはどれくらいが良いのか等、知らないことが沢山で。社内の意見を集めたり、試験を重ねたりしながら、デザインを詰めていきました。
商品の開発を担当したスタッフ・木元
木元:デザインが決まった後にも沢山の品質試験を行いました。外部設置できる耐久性がありながら、室内に馴染むマットな塗料を見つけるのが大変で…。何度も失敗しながらも、社内の皆さんや協力工場さんと相談しながら完成まで辿り着きました。家具のような軽やかさ
―沢山の苦労の末出来上がったという《プラムーブ》ですが、こだわりポイントを教えてください。完成した《プラムーブ》の現物
中白:はい、一番は従来の物置によくある“重厚感”を払拭して、家具のような雰囲気にした点です。例えば、この見付けの薄さです。当社の収納家具《ピッタラ》等もそうですが、見付けを極限まで薄くすることで、スタイリッシュに見せることが出来ます。
天板と側板の見付けは5mmに統一
木元:軽やかさでいうと、脚の部分もポイントになっています。一般的に物置は、通気性を確保するためにコンクリートブロックを置いたりするのですが、《プラムーブ》はその代わりに細い脚を付けました。この小さな脚でどう安定性を確保するかは、悩みに悩んだポイントですね。通気性を確保する脚付きデザイン
鍵穴までも小さく、ミニマルに
木元:また一般的な物置は引き戸が多いのに対して、《プラムーブ》は開き戸にしました。無駄な要素を省くために取っ手も無くし、手を掛けて開けられるようになっています。こういったポイントから、よりミニマルな四角い箱っぽさが際立っていると思います。開き戸を採用し、限りなくフラットな見た目に
木元:実は、鍵穴も極力目立たないように小さくしていて、一見鍵穴だとは気づかないかもしれません(笑)。これは、協力工場さんが色々なパターンを試してくださって、この形に辿り着きました。一見気付かないほど小さな鍵穴!
施錠が出来て、屋外での設置も安心
家の中でも外でも、自由に使える物置
―本当に家具のような見た目で、こうやってオフィスに置いても馴染んでいますね。中白:そうですね。当初思い描いていた以上の良い商品になったと思うので、是非お家やオフィス・店舗の収納にも活用していただきたいです。
カラーは、定番人気のブラックとトレンドのブルーグレーの2色です。いずれもマットな塗装で色々なインテリアに馴染むカラーですので、是非ご検討ください。
《プラムーブ》ブルーグレーの施工イメージ
―中白さん、木元さんありがとうございました。プラムーブの詳細は下記の商品ページをご覧ください。
https://www.miratap.co.jp/shop/series/S1175/