先日、サンワカンパニーのスペースデザイン事業の一環として、新しいリノベーション事業「sanwacompany renovations」を発表いたしました。本事業では、当社の商品を使って中古マンションをリノベーションし、当社の商品で作る空間やくらし方の提案、及び内覧会を通した物件の販売を行っていきます。
第1号物件となったのは、神戸市の御影エリアに位置する築40年のマンション「グレイス御影」です。
”人を招き入れたくなる上質な空間”をコンセプトに、角部屋のメリットである光を活かした明るい空間に仕上げました。
第1号物件となった「グレイス御影」
本ブログでは、前編・後編に分けて「グレイス御影」を詳しくレポートしたいと思います!前編となる今回は、エントランスとLDKを見ていきましょう!
すっきりと美しいエントランス
エントランス:タイル《ルッジーネ》、収納棚《仕上げてる棚板》、照明《マサイ》
玄関の扉を開けると、広々としたタイル貼りのエントランスが出迎えてくれます。すっきり見える秘密は、大容量のシューズクローク!
通常は玄関に入ってすぐの場所に靴箱がありますが、こちらの物件は玄関横にあるのがポイントです。
散らかりがちな靴や小物を見えにくい位置に収納することで、いつでも綺麗な状態を保つことが出来ます。
リビングへの廊下
玄関から正面を見ると、この物件の特長でもある、幅7m以上の大きな壁がリビングへと続いています。こちらの壁は焼杉をイメージしたタイル《ヤキシダ》(※現在は廃盤)で仕上げており、さりげなく和の趣も感じられます。大きな壁が印象的なこちらの廊下ですが、それ以外にも、リビングへの”抜け感”を生み出す工夫をしています。天井近くにあるのですが、気付いていただけるでしょうか?
廊下の天井にある梁
答えは、上部の梁です!よく見てみると、ブラックミラーという素材で仕上げており、床が映り込むようになっています。こうすることで梁の存在感が薄くなり、リビングへの開放感が高まります。また、廊下には収納家具の《ピッタラ》を設置し、収納スペースも確保しました。
デザインが印象的な照明は、DAVIDE GROPPIの《テタテット》です。
廊下の収納には《ピッタラ》、照明は《テタテット》
取手の無いプッシュオープン式でスッキリ見える
収納力抜群のキッチン
キッチンは今年夏頃発売予定の《グラッド45》新仕様、壁面収納の扉は《クアドロスリム》
廊下を抜けると、南向きの明るいリビングが現れます。特長は、広々とした対面型キッチンと大容量の壁面収納!
キッチンは、今年の夏頃発売を予定している《グラッド45》の新仕様です。天板・キャビネット共にブラックで高級感があります。
収納の扉には、大判ガラスの建具《クアドロスリム》を使用しており、魅せる収納を楽しむことが出来ます。キッチン周りのアイテムだけでなく、リビングの小物の収納スペースとしても活用できますね。
こちらの壁面収納に加えて、写真の左奥にはパントリーも設けています。
冷蔵庫等の家電を収納してもまだまだ余裕がある、広々としたスペースです。
パントリーの扉は《ノッポ》の新色スモークグリーン
《仕上げてる棚板》を使用した大容量のパントリー
開放的な明るいリビング
キッチンの向かい側には、広々としたリビングがあります。床は、メンテナンス性に優れた人気のフローリング《CanvaS》で仕上げ、グレイッシュなトーンに統一しました。
新商品のテレビボード《ピッタラ》、フローリングは《CanvaS》
テレビボードは、今年発売したばかりの《ピッタラ》テレビボードタイプ。《ピッタラ》のミニマルなデザインはそのままに、リモコンの赤外線を通すよう正面をメッシュ素材にしました。見た目の美しさと実用性を両立すべく、社内のデザイナーが試行錯誤した商品です。テレビボードは《ピッタラ》、照明はDAVIDE GROPPI《ポップ LED》
目立ちすぎないメッシュ素材
テレビボード裏の壁には、600角の大判タイル《ウォーンアンソロ》を貼り、エレガントな雰囲気に仕上げました。間接照明が当たることで、本物の石のような凹凸感が引き立ちます。抗菌効果が施されたタイルなので、今の時代の住空間にぴったりではないでしょうか。壁タイル:《ウォーンアンソロ》
以上、「グレイス御影」のエントランス・LDKをご覧いただきました!後編では、在宅ワークにもぴったりなスタディールーム、水まわり、寝室を紹介していきますので、お楽しみに。