先日、当社が主催している「sanwacompany Art Award / Art in The House 2021」(運営協力:株式会社アートローグ)の授賞式を東京ショールームにて開催しました。
「sanwacompany Art Award / Art in The House 2021」とは?
現代アートの分野で活躍する新進気鋭のアーティストをサポートすると共に、より良い ライフスタイル「アートのある暮らし」を提案する作品展示プランを公募するアートコンペティションです。
↑受賞者、審査員が並んで集合写真
今年は新型コロナウイルスの影響により、作品の審査会はオンラインで開催しましたが、授賞式は感染予防対策をしっかりと取った上で東京ショールームにて開催しました。ただ、メディアやゲストなどは招かずに、受賞者と審査員のみ参加での授賞式となってしまいましたので、来年こそはゲストやメディアを招いて盛大に開催できることを期待します。
さて、授賞式では、グランプリの手嶋勇気さん(作品:「Convertible painting」)や、サンワカンパニー社長特別賞の寺脇扶美さん(作品:「crystal」)、ファイナリストの小松敏宏さん(作品:「透視 202101」)、福田ひろあきさん(作品:「あそびの場所」)、折田千秋さん(作品:「Collective Image」)の各作品に対して5名の審査員がそれぞれ講評をし、アーティストからは作品の想いなどを語って頂きました。
グランプリの手嶋勇気さんの作品「Convertible painting」は絵画とデジタル空間を融合させた作品であり、コロナ禍で実際に会場へ足を運べない状況下においても、場所に捉われず作品の鑑賞とデジタル空間でのインスタレーション体験ができる作品でした。
絵画作品が展示されている別の壁面にはQRコードを設置しており、鑑賞者に読み込ませることで、過去に広島で展示公開された作品を疑似的に体験できるようになっています。
今目の前にある作品を見ながら、携帯の画面上には同じ作者の過去の作品が表示されている感覚はとても不思議で、デジタルを活用した近代的なアートならではの表現に、とても驚かされました。
↑グランプリ:手嶋勇気さん「Convertible painting」
↑サンワカンパニー社長特別賞:寺脇扶美さん「crystal」
↑ファイナリスト:小松敏宏さん「透視 202101」
↑ファイナリスト:福田ひろあきさん「あそびの場所」より≪役立たずの機械≫
↑ファイナリスト:折田千秋さん「Collective Image」
どの作品も非常に個性的で、近付いて鑑賞することで、ようやく作り込みや工夫が見えるものから、一度見ただけで印象に残る非常に大きな作品などもあり、今年の「sanwacompany Art Award / Art in The House 2021」はとても見応えのある作品展示となっていました。
例年ですと、授賞式後、2か月間ほど東京ショールームに作品展示を行い、一般の方にも見ていただけるようにしていたのですが、現在ショールームでは完全予約制を取っており多くの方に見ていただけないため、今年は3DVRというデジタル形式で作品鑑賞をしていただけるようにしました。
3DVRでの作品鑑賞はこちら
なお、授賞式の様子はYouTubeで公開していますので、興味がある方は以下よりアクセスしてみてくださいね!
sanwacompany Art Award / Art in The House 2021 授賞式
YouTube:https://m.youtube.com/watch?v=DWCCxAhzDFk
サンワカンパニーでは、世界中のくらしの課題を解決するために『世界のサンワカンパニーになる』という目標を掲げております。
自分たちが挑戦を続ける一方で、同じく挑戦する人や団体を応援する会社でありたいという想いから、今回のアートアワードをはじめとし、若手アーティストやデザイナー、伝統芸能の後継者、ベンチャー企業など未来に向かって挑戦する人を応援するコンペや取り組みを続けていきます。