先日、 Google Women Will 事務局より講師の方をお招きして、オンラインにて「ダイバーシティ&インクルージョンセミナー」を社内で開催しました。
ダイバーシティ&インクルージョンとは、従業員一人ひとりの多様性を受け入れることに加え、組織の一体感を醸成することで成長や変化を推進する取り組みの事です。
サンワカンパニーは中途採用の社員が9割と多く、また新卒も国内採用だけでなく、ボストンキャリアフォーラムに参加して採用を行っており、多様なバックグランドを持つ人材が多数在籍しています。
今回のセミナーでは、上司や部下、同僚に対して持っている無意識の偏見を知り、「自分自身と職場の中にある偏見」と向き合うことをテーマとして、偏見を乗り越えるためにはどのようなことを意識したらよいかを Google の取り組みをご紹介いただきながら、参加者同士でディスカッションするワークショップを行いました。
セッション毎のテーマに対して参加者を小グループに分けディスカッションを行った
セミナーでは「脳が受け取る情報のうち、99% 以上は無意識のうちに処理される」という研究結果が紹介されており、無意識に人を判断している機会が多くあることに気付かされました。中でも、「1歳の子どもがいる社員に海外出張を打診する」という質問の対象社員の性別が変わるだけで回答に倍以上の差が出ており、差別しているつもりはなくても、無意識のうちに「小さな子どもがいる女性の海外出張は無理だろう」と考えてしまう、といった事例紹介について、とても身近にありえることですが、私自身同じように感じたことがあり、ハッとさせられました。
無意識を意識することによって、客観的な判断が下せるようになったり、多様な関わり合いが促され、これまでになかった新しい機会が生まれたりするなど、多様性を受け入れる上で、「意識をすること」がとても大切なことなのだと学びました。
サンワカンパニーでは、今回のような従業員の学びとなる外部セミナーだけでなく、従業員自身が講師となり体験談から学ぶセミナーや、リーダー・マネージャーを育成する研修など、従業員のキャリア形成に繋がる様々なサポートを行っております。
その他のキャリア形成サポート事例
・新卒OJT研修
・新入社員合同研修
・女性のためのキャリアセミナー
・社員の体験談から学ぶ