先日、今年4月に入社した新卒社員8名のOJT研修が終了し、その集大成となる研修発表会を実施しました。
この発表会では、新卒社員それぞれが研修中に気付いたサンワカンパニーの課題に対して、改善案や解決策を社長を始めとした経営陣にプレゼン発表します。
新型コロナウイルスの影響で大幅に遅れた研修
今年の新卒社員は、4月1日に入社してすぐに、新型コロナウイルスの影響で自宅待機を余儀なくされていました。社会人としてのスタートダッシュを思いっきり切ることができず、歯がゆい思いをしたのではないかと思います。また社会人になって初めて関西で一人暮らしを始めたという社員もいたので、不安も大きかったことでしょう。そして緊急事態宣言解除後、本来の予定から約2カ月遅れで社内でのOJT研修を開始しました。サンワカンパニーの新卒社員は、毎年約4カ月間のOJT研修を受けます。時期はずれましたが、期間は短縮することなく実施しました。
研修では、2人ずつのペアに分かれて9つの部署を回り、実務を通してサンワカンパニーのビジネスについて理解を深めました。
最終課題で課題解決案を発表
約4カ月間のOJT研修を受け、それぞれが現在のサンワカンパニーの課題を見つけ、それに対する改善案を提案するというのが、最終発表の課題です。様々な部署で研修を受けたので、ショールーム接客についてやオンラインストアの見せ方についての改善案、新しいサービスの提案等々、発表の内容は多岐に渡りました。
発表は社長を始めとする経営陣に向けて行うということで、終始ピリッとした緊張感が漂っていました。しかし全員が堂々と発表をしていて、この日のためにいかに準備と練習を積んできたのかが窺えました。
ちなみに例年なら発表会に出席していた研修担当部署のスタッフやメンター等は、今年は三密を避けるため、Zoom越しで発表を見守りました。
発表の様子
経営陣からは、手加減のない鋭い質問や、温かいアドバイスがたくさん飛び交い、非常に充実した発表会となりました。たくさんの質問やアドバイスで質問タイムが盛り上がりました
それぞれの配属先へ
この日で研修を終えた新卒社員たちは、それぞれの配属先での業務がスタートします。社長の山根からは、
「今回は課題として改善提案に取り組んだが、今後は言われなくても課題を見つけて主体的に提案できるようになってほしい。またこの先成長できるかどうかは、『学力』の差にかかっている。学歴ではなく、気づいたことを学びに変える力が『学力』。」
と、今後の成長を期待する激励の言葉が送られました。