先日、弊社のシンガポール代理店であるRetro Colony社のコール(Cole Koh)氏が来日されました!
弊社の住宅事業《ASOLIE》のフラッグシップハウスや施工の研修施設を見学していただきながら、コール氏が弊社と出会ったきっかけやシンガポールの住宅事情について伺いました。
ぜひ最後までご覧ください!
サンワカンパニー海外営業課メンバーとコール氏(左から2番目がコール氏)
永井:まず初めに、Retro Colony社について教えてください。コール氏:当社は、シンガポール国内で建物の設計デザインから施工までを担う会社です。木材やステンレスといった素材感を大切にし、モダンで洗練されたデザインをコンセプトとしています。サンワカンパニーの商品では、《グラッド45》や《カーラ》といったステンレス商品を中心に、キッチンや洗面といった様々な商品を販売しています。
偶然出会ったサンワカンパニー
永井:どのようなきっかけでサンワカンパニーを知っていただいたのでしょうか?コール氏:御社との出会いは偶然でした。2019年頃に千葉に住む友人宅を訪れた際、ステンレスキッチンの《オッソ》を初めて目にしたのがきっかけです。デザインの美しさとクオリティに感激して、友人にどこの会社のキッチンなのかすぐ聞きました。御社の東京のショールームを教えてもらって訪問し、様々な商品を見て、一つひとつのデザインとそのコストパフォーマンスに感動しました。一緒にビジネスが出来ないかと考えて問い合わせ、代理店契約を結ぶ運びとなりました。
商品の魅力やストーリーを伝えたい
永井:サンワカンパニーの商品で、特に気に入っていただいているものはありますか?コール氏:私は、長く綺麗に使えるステンレスという素材が非常に好きで、特にステンレスキッチンの《グラッド45》をよく使用しています。キッチンはシンプルで機能的であるべきだというのが私の考えなのですが、《グラッド45》は正にそれに当てはまります。ミニマルなデザインで、ステンレスという素材の良さを存分に活かしていますよね。
オールステンレスキッチンの《グラッド45》(Retro Colony社の施工事例より)
モダンな空間にステンレスキッチンが溶け込んでいる
コール氏:実用面でも優秀で、シンガポールではこのように繋ぎ目の無いシームレスなシンクはまだ珍しく、人気です。水漏れの心配も無く、安心して使えるのが良いですね。調理器具を沢山入れられる大きな引き出しも不可欠です。スタイリッシュな角シンクは海外でも人気
コール氏:シンガポールのキッチンの大半は木製ですが、私自身は、耐久性のあるステンレスキッチンを広めていきたいと思っています。ステンレスは傷が付きやすく指紋が目立つ素材ですが、それも味です。
人が年齢を重ねると皺が増えるように、ステンレスも使い込めば傷が付く。
それを楽しんでいただけるように、お客様に商品のストーリーやデザイナーの想いを伝えていくことが大切ですね。
新しいライフスタイルをシンガポールで広めたい
永井:今回は、弊社の《ASOLIE》というサービスのフラッグシップハウスや、人気のガラスドア《クアドロスリム》の施工もご見学いただきましたが、いかがでしたか?コール氏:フラッグシップハウスは、日本らしい先進的な住宅デザインが興味深かったですね。シンガポールの住宅はまだ伝統的なデザインが多いので、私もこのような新しい住宅やライフスタイルを現地で提案していきたいと思っています。住宅事業の《ASOLIE》という仕組みも面白いと思いました。
《ASOLIE》のフラッグシップハウス見学の様子
コール氏:《クアドロスリム》はシンガポール国内でも問い合わせが増えており、販売を展開していきたいと考えている商品です。輸入すると輸送費等が掛かりますが、このクオリティの高さを考えると、それでも取り扱いたいと思いますね。
今回、サンワカンパニーの商品や施工を改めて拝見して、本当に勉強になりました。
これからシンガポールに戻って、より自信を持ってお客様に提案することが出来ると思います。