広島市の中心部！サンワカンパニー商品盛り沢山な賃貸物件

こんにちは、広報の永井です！今回は久しぶりの事例紹介です。
 
広島市の中心部、八丁堀エリアに位置する5階建ての賃貸物件「Felice Nobori」。1・2階はテナントとなっており、3階以上が1フロア1住戸の住居スペースです。
今回こちらの物件に、サンワカンパニーの商品を多数ご採用いただいたため、取材させていただきました。
また、設計を担当された株式会社CAPDの門内様に、商品選びの背景や空間作りに関するお話をお伺いしました！ぜひ最後までお読みください。

写真: LifeMarket 藤本遥己

1人暮らしや2人暮らしにぴったりな３室

エントランスの白いドアを抜けると、エレベーターで住居スペースへ上がることができます。オーナー様自身が”住んでみたい”と思うような空間を実現したというこちらの物件は、フロア毎にテイストが異なり、同じ間取りとは思えないくらい雰囲気がガラリと変わります！

集合郵便受けは《ポスタ･デ･ムーロ》

まず初めに、3階はネイビーとグレーを基調としたミニマルな雰囲気。
キッチンには《プレーンＫミディアム》のホワイト、床のタイルには《ダスト　スモーク》をご採用いただいています。ステンレスの天板が高級感をプラスしていますね。

ステンレスの天板が映えるシンプルな雰囲気の3階
 

建具は《クアドロスリム》
 

4階は、グレージュとブラックを基調とした温かみのある雰囲気です。
キッチンは《プレーンＫミディアム》のブラックで、水栓やレンジフード、またコンセントスイッチといった細部までマットブラックで統一されていました。
床のタイルは《イントレチャート　ブラウン》です。濃淡があるので、自然光やライトの当たり具合で見え方が変わって素敵でした。
 

落ち着いた雰囲気の4階

濃淡が綺麗なタイル《イントレチャート　ブラウン》
 

5階は、《レノス　カラーミックス》のカラフルなタイルが目を引く、パッと明るい雰囲気です。

キッチンは《プレーンＫミディアム》のホワイトで、天板は真っ白な人工大理石、水栓やレンジフードもホワイトでコーディネートされています。
タイルはグレーがかったパステル調でビンテージ加工も施されているので、リビング全体に貼っても派手になりすぎず、空間に馴染んでいました！

タイルが目を引く5階

お部屋全体が明るい雰囲気

商品選びの背景と空間作りのこだわりをお伺いしました！

ー各フロアでサンワカンパニーの商品をふんだんに使っていただきありがとうございます！
まず、水回り商品はどのように選ばれたのでしょうか？
洗面は、全フロアで《デリエレ洗面リーシオ》を選びました。今まで様々な物件を作ってきた中で、やはり清掃性が重要だと感じたんです。リーシオのようになめらかなフォルムの洗面は、掃除がしやすく、長く綺麗に使えると思います。また、リーシオのようなシームレスな形だと、光を柔らかく広げてくれるという利点もあります。角があるデザインの洗面ボウルはどうしても入隅・出隅が出来るので、影が生まれてしまうんですよね。賃貸やホテルの設計のときには、そういった点も考慮します。

5階洗面：洗面《デリエレ洗面リーシオ》、LEDミラー《サンバースト》、拡大鏡《拡大鏡ラウンド》

システムバスの《ノウム》は、システムバスを採用する前提で他社と比較して、デザインの良さで選びました。実は自宅でもノウムを使用しているんです。

4階バスルーム：システムバス《ノウム》

トイレの手洗いには、《レプトインウォール》を選びました。この物件はコンパクトなので、手洗い部分の面積も限られていました。他の手洗いボウルだったらこの間取りは出来なかったですね。幅を取らないレプトインウォールありきの間取りです。

4階手洗い：《レプトインウォール》

ーキッチンもフロア毎に天板や面材の色を変えられていますね。
はい、キッチンの《プレーンＫミディアム》は、3フロアとも異なるカラーにしました。それぞれの面材の経年変化を見てみたかった、というのもありますが、各フロアのテイストに合う面材を選びました。また、天板の上に物が色々置いてあると生活感が出るので、背面収納タイプにして物を収納できるようにしています。オーナーさんのこだわりで両側から作業ができるアイランド型にしました。

3階キッチン：《プレーンＫミディアム》

ークアドロリムも全室にご採用いただいていますね。色はどのように決められたのですか？
《クアドロスリム》はずっと使いたかった商品です。自然光が反対側から入る空間にこそぴったりの商品だと思っていたので、大きな窓のあるこの物件には最適でした。4色の中からグレーのガラスを選んだのは、プライベート空間を守る仕切りとしての役割を果たしつつ、程よく光を通すからです。また、透明よりも、グレーのように少し色が入っていた方が奥行きが出ます。クアドロスリムの向こう側に家具があり、その後ろに窓がある、というように複数のレイヤーを作ることで空間に奥行きが生まれ、部屋を広く見せてくれます。

3階建具：《クアドロスリム》

ー物件が完成されていかがでしたか？
イメージ通りに出来たと思います。コンパクトな空間なので、いかに広く見せるかという課題があったのですが、壁の数を最小限にしたり、クアドロスリムの例のように奥行きを作ったりして、最大限広く見せられたのではないかと思います。
私自身、玄関を開けた瞬間に最初に視界に入る”当たり（突き当たり）”の部分がとても重要だと考えていて、そういう意味でいうと、入った瞬間にパッと気が晴れるような雰囲気の5階は特に好きですね。
 
ー今回はサンワカンパニーの商品を沢山ご採用いただき、また取材にご協力いただきありがとうございました！