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災害備蓄品を寄付しました!

皆さんこんにちは!広報の永井です。
当社では6年ほど前より、災害時に備えて食料や水といった「災害備蓄品」を社内に用意しています。
但し、賞味期限がおおよそ5年なので、定期的な見直しが必要となります。
社内で保管している災害備蓄品の一部
当社では今まで、賞味期限の近いものは社員に配布をして、防災への意識UPを図ってきました。
しかし、なかなか全てを配布しきるのが大変だったりします…。
そこで今年は、株式会社StockBaseさんのサービスを使って、災害備蓄品を寄付しました!

こちらのサービスは、横浜の大学生お2人が起業した新しい事業で、企業で不要となった備蓄品を登録すると、それを必要とする福祉団体とマッチングしてくれます。
今回当社が寄付させていただいた備蓄品は、生活にお困りの方の手助けをされている福祉団体と、母子家庭や高齢者へ食品配布をされている団体の2か所に受け取っていただきました。
 
まだ珍しい備蓄品活用のサービスについて、株式会社StockBase 取締役の菊原さんにお話を伺いました!
株式会社StockBase 取締役 菊原様
―まずは、サービスの着想について教えてください!
元々は、企業で不要となったカレンダーを高齢者施設に寄付する、というボランティアに参加したのがきっかけです。企業では不要となっていたにも関わらず、施設ではとても人気だったのが驚きだったんです。
その活動を通して「誰かにとって不要なものは、他の誰かにとって必要なものかもしれない」と気付きました。
その後、大学のビジネスプランニングの授業を通してプランを詰めていき、最終的にビジネスコンテストに応募しました。


―そうだったのですね。コンテストでは見事入賞されていましたね!
はい、結果的に3つのコンテストで入賞をすることができ、2年間使用できるオフィスと、賞金を頂きました。このような機会はなかなか無いので、現代表取締役の関と共に、大学を休業して起業することを決めました。私自身、自分がまさか起業することになるとは思ってもいなかったです(笑)。
 
―サービスの実現で大変だったことはありますか?
コンテスト後すぐに起業したのですが、売るものも無ければ実績も無く…。最初の半年くらいは、協力して下さる企業や受取先を見つけるのがとても大変でした。
私がボランティアをしていた企業が1例目となってくださり、そこからご縁が増えていきました。受け取り団体も、1年半経った今では約150件ご登録いただいています。自分たちの考えたビジネスプランが、社会で必要とされているのはとても嬉しいです。

 
―1年半活動される中で、新しく気付かれたことはありますか?
一番は、備蓄品があまり食べられていないということです。よく備蓄されるカンパン等、食べ慣れていない方が多いのではないでしょうか。私たちは生活にお困りの方に食料を寄付することが多いのですが、普段食べないものをお渡しすることで、相手に更に困窮を感じさせてしまうのではないかと思うこともあります。
 
家庭であればローリングストック(日常生活で消費しながら備蓄すること)が出来ますが、災害対策用の施設や企業ではそれが難しく、保存期間の長いものを選ばざるを得ません。備蓄品がもっと美味しくて食べやすければ、社会でさらに循環し易くなりますし、備蓄品の活用方法を提案できれば無駄なロスも削減できます。
 
最近では、横浜高島屋さんとコラボレーションさせていただき、備蓄品を原料とした食品フェアを開催しました。備蓄食のアルファ米を使ったパンや、カンパンを使ったビール等、備蓄品の新しい魅力をお伝え出来たと思います。
 
―そのような活用方法があるのですね!”捨てる前に消費する”という考え方を意識していきたいです。菊原さん、お忙しい中ありがとうございました!
 
実際にサービスを使用した当社の担当者は、
備蓄品の活用に目を向けたサービスはなかなか無いので面白いなと思いました!物を廃棄するよりも必要とする人に渡ったほうが絶対に良いですし、新しい事業を応援したいという気持ちもあり、今回利用してみることにしました。
寄付先が決まるのがすごく早くて、需要の高さを実感しましたね。
今回は、大阪本社分のみを寄付しましたが、今後は全国の拠点分も寄付を検討していきたいです!
と話していました。
当社は引き続き、出来る限り資源を循環させて「くらしを楽しく、美しく。」を実現できるよう取り組んでいきたいと思います。
 
株式会社StockBaseさんのサービスは、下記よりチェックしてみて下さい!
https://www.stockbase.co.jp


 

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