当社では、毎年「ミラタップデザインアワード」というコンペを開催しており、施工事例部門とプロダクトデザイン部門の2部門で作品を募集・審査しています。
今回も、2024年7月~10月の期間に作品を募集し、合計443点ものご応募を頂きました。改めて、ご応募いただいた皆様に感謝申し上げます。
2月上旬に、東京都内で受賞作品を発表する表彰式を開催しましたので、今回はその様子をご紹介します!

全国から受賞者の皆様にお集まりいただきました!
新しい審査委員を迎えた今回のアワード
今回のアワードでは、施工事例部門の審査委員長に藤本壮介さん、副審査委員長に永山祐子さんをお迎えしました。プロダクトデザイン部門の審査委員長は倉本仁さん、副審査委員長は橋田規子さんです。当社の社名変更後初のアワードとなりましたが、昨年を上回る数の作品をご応募いただきました。冒頭の挨拶で社長の山根は「今年も力作揃いで順位が付け難く、審査員一同悩みながら選出した。ご応募いただいた施工事例やプロダクトアイデアを見ていると、皆様がどのような商品を必要とされていて、当社がどう応えるべきかを考えさせられる。非常に貴重なコミュニケーションの場だと感じている。」と話しました。

ミラタップ代表取締役社長・山根太郎
施工事例部門
ミラタップの商品をご採用いただいた施工事例を募集している施工事例部門では、ご応募いただいた171作品の中から、
・ 最優秀賞(1点)
・ ミラタップ賞(1点)
・ 動画賞(1点)
・ 入賞(3点)
・ 新人賞(1点)
以上、合計7作品を選出させていただきました。
今年の最優秀賞に輝いたのは、ure合同会社 岩竹俊範さんの「阿品の家」。藤本壮介さんと永山祐子さんが「たくさんの素晴らしい事例の中でも、最初に目が留まった作品。素材の質感・色合い・プロダクトの合わせ方が絶妙で圧巻だった。」と称賛した作品です。


最優秀賞受賞作品「阿品の家」
受賞された岩竹さんは、「リフォームのように素材を重ね、リノベーションのようなダイナミックさも意識した物件。選ばれて本当に嬉しい。」と喜びを語られました。
トロフィー授与の様子

受賞されたure合同会社 岩竹俊範さん
審査員長の藤本壮介さんは、今年の施工事例部門について、「設計する側の私たちが、ミラタップの製品からインスピレーションを受けて空間を作り上げる。それを見て、次はミラタップが新しい商品を生み出す。この使う側と作る側が刺激し合う関係性が、幸せで素晴らしいことだと感じる。このアワードが、そのような関係性をドライブするものであってほしいと願っている。」と述べられました。
審査委員長 藤本壮介さん

施工事例部門 受賞者の皆様と審査委員
プロダクトデザイン部門
今回のテーマは「未来のくらしを楽しく、美しく。」と題し、10年後のくらしに必要とされるプロダクトアイデアを募りました。ご応募いただいた272点の中から、・ 最優秀賞1点
・ ミラタップ賞1点
・ Casa BRUTUS賞1点
・ 入賞3点
・ 新人賞1点
以上、合計7点を選出させていただきました。
見事、プロダクトデザイン部門の最優秀賞に輝いたのは、zeal architects 渕上達矢さんの「Integration」。金属プリンターで一体成形された「水栓+洗面ボウル」の提案です。これまで当たり前だった洗面ボウルと水栓の姿を見つめ直すことで、空間のノイズを減らし、当社のデザインコンセプトである「ミニマリズム」を体現している点が高く評価されました。

最優秀賞受賞作品「Integration」
受賞された渕上さんは、「従来の洗面の形を否定するのではなく、肯定したいという想いで作ったアイデア。水栓と洗面ボウルの組み合わせを考えるのは楽しいが、もう1つ新しい選択肢があればと思い考えた。素晴らしい賞を頂けて、非常に嬉しい。」と喜びを語ってくださいました。
トロフィー授与の様子

受賞されたzeal architects 渕上達矢さん
プロダクトデザイン部門 審査委員長の倉本仁さんは、「応募者の皆様は"ミラタップらしさ"とは何かを考えデザインされたと思う。お客様にとって使いやすいのはもちろんのこと、ブランドらしさを届けるのも重要なポイント。それが良く反映された素晴らしい作品が多かった。」と話されました。
審査委員長 倉本仁さん

プロダクトデザイン部門 受賞者の皆様(前列)と審査委員(後列)
審査員と受賞者での交流会
表彰式の後には、毎年恒例の交流会も開催しました!お食事を囲みながら、受賞者の皆様同士で交流されたり、審査員と受賞者で作品の背景を話したりと、実りある会となりました。



今年もオンラインセミナーを開催します!
昨年ご好評を頂いた「受賞作品発表オンラインセミナー」を今年も開催します!当社の住宅事業部長・會田をスピーカーとして迎えて受賞作品を解説します。今年は、一部の受賞者にもご登壇いただき、作品の背景なども紹介させていただく予定です。
詳細は当社HPやSNSで後日発信いたしますので、ぜひご参加いただけると幸いです。 今年の受賞作品一覧は、下記のHPからご覧ください!
https://info.miratap.co.jp/designaward/