11月５日、フィリピンの首都マニラに、ミラタップショールームがオープンしました。当日は120名を超える建築業界関係者のお客様にお越しいただきました。その様子をご紹介します。
フィリピン進出の背景
フィリピン・マニラ首都圏は、人口が拡大し、富裕層向け高価格帯物件の需要が飛躍的に高まっている急成長市場です。当社は、このフィリピンの高所得者層をターゲットに現地市場への参入を決定。2024年10月に、フィリピン国内で内装建材の輸入・販売を行う大手企業「Dexterton Corporation」との販売代理店契約を締結しました。
2024年10月 代理店契約締結の様子
契約締結後、SNSでの発信や現地でのオフラインイベントなどを積極的に実施し、日本らしさを感じる当社のミニマルデザインが、現地で広くご好評いただいています。フィリピン国内では、すでに宿泊施設や個人の住宅に当社製品をご採用いただいており、今後の更なる事業拡大を目指しています。フィリピン国内で初のミラタップショールーム
そしてこの度、Dexterton社と協業し、フィリピン国内では初となるミラタップショールームを開設しました。場所は、マニラの中心部サン・ファン市に位置する商業施設「グリーンヒルズモール」内です。本施設はここ数年間で開発や改装が進み、日本のアパレルブランドや飲食店などが多数出店しています。日本ブランドへの注目が高まるこの場所を起点に、当社のミニマルデザインをフィリピンの住宅業界へ広く浸透させていきたいと考えています。
ミラタップ フィリピンショールーム外観
本ショールームのコンセプトは「フィリピンと日本のデザインの融合」です。現地のデザインユニットに内装デザインをお願いし、フィリピンメーカーの家具や照明などを取り入れました。国内のショールームとはまた一味違う、温かみのある素敵な空間に仕上がっています。
キッチンや洗面など約50点の商品を展示
親しみやすいポップな色使いの内装
大盛況のオープニングセレモニー
11月5日には、当ショールームの開業を記念して、オープニングセレモニーを開催しました！ポップアップスペースには、ステンレスキッチン《グラッド45》やバスタブ《オフリーピロー》などを展示。商品の背景に日本の景色を映し出し、日本の自然の美しさを感じながら、製品をご体感いただける空間にしました。
海外でも人気のステンレスキッチン《グラッド45》
バスタブ《オフリーピロー》
中でも注目を集めたのは、信楽焼で作った洗面ボウル《シガラキコンクリ》です。日本らしい、繊細な手仕事を感じるデザインがご好評をいただきました。国内でも大人気のこちらの商品が、海を越えてフィリピンの皆様の心に届いたことが、非常に嬉しかったです。
洗面ボウル《シガラキコンクリ》
冒頭の挨拶にて、当社の代表取締役社長の山根は、「日本のミニマルデザインの哲学を大切にしながら、時間と共に進化させていきたい。当社の製品が、より多くの皆様のインスピレーションになれば嬉しい」と語りました。Dexterton社 CEOのAudrey氏は、「ミラタップとの協業により、フィリピンの住宅市場に新しい風を吹かせたい」と期待を述べられました。